ファンタジア大賞「大賞」受賞作!期待の新作ライトノベル!
今回ご紹介する作品は「スパイ教室」です。
スパイ教室は富士見ファンタジア文庫から出版されており、現在4巻まで刊行されています。
スパイ教室は第32回ファンタジア大賞にて大賞を受賞し、2020年上半期ライトノベル新人賞新作売り上げランキングで第1位、「このライトノベルがすごい!2021」では文庫部門、新作部門ともに2位にランクインするなど、2020年から刊行が始まった作品ではありますが、既に数々の記録を持つ作品です。
世間的にもかなり評価されている作品ですので紹介するまでもないかもしれませんがいろいろな人に作品を知っていただくのが私の目的ですのでご紹介させていただきたいと思います。
スパイ教室のあらすじ
歴史上最大規模とされる世界大戦の終結後、コスパの悪い戦争ではなく、スパイを用いた情報戦による影の戦争に戦場が変わった世界。
主人公である凄腕のスパイ・クラウスは不可能任務と呼ばれる成功率1割、死亡率9割の高難易度任務を専門とするスパイチーム・「灯」を創設する。
しかし、選出されたメンバーはスパイ養成学校で落ちこぼれとみなされている少女たちばかり、ボスであるクラウスも自身の境遇から指導が壊滅的だった。
そんな中、一人の少女・リリィが自身の保身のためにクラウスに対し脅迫を試みる。リリィの作戦は失敗に終わるがクラウスはそこから指導方法を思いつく。
それはあらゆる手段をもってクラウス自身を倒すというものだった。というのが冒頭のあらすじになります。
好きなポイント
スパイ同士の戦いというのもあり、戦闘シーンでも普通の先頭だけでなく騙し討ちのような一般的には姑息な手段になる方法をためらいもなく使用する何でもありな戦いが良いです。
また、作者がミステリ好きというのもあり、作中でも伏線を張ることで上記のような戦闘時に敵に偽情報を掴ませておき、読者もその時伏線に気づくといったような構成になっています。
お勧めする人、お勧めしにくい人
お勧めする人
・少女たちとの関係の変化を見たい方
・話の進捗によって成長する主人公と少女たちを見たい方
・ただ戦闘を見るだけでなく、戦闘に至るまでの情報戦なども好きな方
お勧めしにくい人
この作品が合わない方というのはあまりいないように感じますが、強いてあげるならば雰囲気が基本的に重たいところ点ですかね。読み進めていくうえでしんどいと感じる方はいるかもしれません。
最後に
冒頭でも説明した通り、スパイ教室は様々な賞を受賞しています。
現在すでに漫画1巻が発売されていますが、今後のドラマCD化、アニメ化などの展開にも注目していきたいです。
以前書いた記事はこちらになります。
こちらもぜひ、一読ください。