アニメ化作品、高校生たちによる熱い琴の演奏!

今回ご紹介するのは「この音とまれ!」です。

 

この音とまれ! 1 (ジャンプコミックス)

 

 この音とまれ!は集英社より出版されており、現在23巻まで刊行されています。

また、現在もジャンプSQにて連載中です。

 

琴を題材とした作品は個人的にあまり知らなかったので、初めて見たときはイラストがとても綺麗だという印象と同時に珍しい作品だと思い見始めました。

初めはイラストと物珍しさから見始めましたが結果としてとてもいい作品に出会えました。

そんな漫画を皆さんにもご紹介したいと思います。

 

 

 

 

この音とまれ!のあらすじ

卒業する先輩たちの思いを受け、一人で筝曲部の部の存続のために奔走する倉田武蔵。

そんなkれのもとに一人に新入生・久遠愛が来る。地元で知らないものがいないくらいの不良で武蔵自身、愛が入部することに不信感を抱いていた。

そんな中ある騒動が起き、彼の本当の気持ちを知り新入部員として受け入れる。

元不良というレッテルからその後も何度も問題が起きるが、琴の名門の家元の娘・鳳月さとわ、愛の悪友三人組の足立実康、堺道孝、水原光太たちと共に筝曲部として動き始める。

というのがこの作品のあらすじとなります。

 

好きなポイント

この作品のあらすじを見た雰囲気でいうと倉田武蔵が主人公のような始まり方ですが、実際のメイン主人公は久遠愛です。

ですが、倉田武蔵も主人公と酔える立ち位置であり、鳳月さとわについてもヒロイン兼主人公と言える立ち位置になっています。

一人にスポットライトを当て続けるのではなく、三人でスポットライトを切り替えることでいろんなキャラたちの思いを同時に読み取れるので、物語と一緒に彼らの青春、成長を感じ取ることができます。

 

また作者自身、琴を弾いたことがあり、作者の姉が琴の演奏家であることから、琴の演奏の表現がとても良いなと思い、実際にどんな演奏なのかと想像欲を掻き立てられました。

お勧めする人、お勧めしにくい人

お勧めする人

・琴を通して関わっていく彼らの青春を見てみたい方

・彼ら個々人、また部としての成長を見てみたい方

お勧めしにくい人

・匂わせるような描写がいくつかあるので、そういったものが苦手な方は少ししんどいと感じる部分があるかもしれません

最後に

集英社から出てくる音楽関連の作品は総じて感動するような気がしています。(四月は君の嘘など)

涙腺よわよわな私にとっては、作品としてとても面白いと思いますが1巻読むごとに視界がぼやけてしまって読むのに時間がかかってしまいます。

 

また好きなポイントで挙げたどんな演奏なのかという部分ですが、「この音とまれ!」はアニメ化をしているので演奏についても聞くことができます。

アニメだとキャラクターの心情描写などが入る為、演奏が聴きずらいと感じる人はYouTubeにて曲名を検索してみることをお勧めします。

いろんな演奏家の方々が作中楽曲を演奏してくださっていますので視聴してみて下さい。

 

 

以前書いた記事はこちらになります。

こちらもぜひ、一読ください。

lita-blog.hatenablog.com