私のお気に入り作品、生徒会の一存について
初の紹介になります 。
今回ご紹介するのは、富士見ファンタジア文庫から刊行されていた「生徒会の一存」シリーズです。
生徒会の一存シリーズとは
富士見ファンタジア文庫から本編2008年から2012年まで刊行されていた作品になります。
著者は葵せきな先生、イラストは狗神煌先生による作品で葵せきな先生にとって2作目の作品になります。
本編10巻、番外編9巻、続編2巻にマンガ、アニメ、ラジオ等様々なメディアで展開している作品です。
物語について
基本的にはギャグで進みますが、一部で恋愛要素やシリアアス要素が含まれます。
大前提としてメインキャラが全員生徒会役員ということで、話のほとんどが生徒会室で進みます。
高校生活でよくある文化祭や体育祭なんかの話はほとんどありません。
文化祭の落とし物の話はありましたけどね…
また、この作品は基本的に主人公の「杉崎鍵」の語りで話が進みます。
個人的に地の文で読者に語りを入れる感じの文はあまり好きではないです、理由としては、主人公たちが生きている空間に読者というのは存在しないのに、読者に話しかけるような描写がよくあるからです。
ただ、この作品の場合違います。
気になる方には読んでいただきたいので深くは話しませんが、ある要因から杉崎健の語りで物語が進むのに違和感、不快感が全くありません。
個人的アピールポイント
まず、キャラが可愛いです。(重要)
そしてギャグのテンポがいいです。次々とボケと突っ込みが繰り返されるので、読んでいて次の会話が気になります。
たまに挟まってくるシリアス展開や恋愛展開がいつものギャグ会とのギャップがあって面白いです。
お勧めする人、お勧めしにくい人
お勧めする人
ギャグは他作品やゲームのパロディが多いのでいろんな作品を見ている人はお勧めできます。
あまり知らない人でもこの作品から別作品への興味を持つことができるのでお勧め度は低いですが、この作品から入って行ってもいいかと思います。(実体験)
キャライラストは第一印象に直結してくるので好みの人はぜひ見てみてください。
お勧めしにくい人
パロディがわからず伏字が多いのが嫌な人は見にくいと思います。
そんな人も映像で見ることができる、伏字がないという利点があるのでアニメ(特に1期)だと見やすいと思います。
基本ずっと生徒会室にいるので単調になりやすい点が気になる人は一定数いると思います。
最後に
いろんなことを言いましたが、私にとってはライトノベルにはまるきっかけでとても大好きな作品なのでこの投稿を見てくださった人はぜひ一読してみてください。
以上、生徒会の一存についてでした!