今熱い、頭脳系ライトノベル!
今回ご紹介するのは、学園頭脳ゲームライトノベル「ライアー・ライアー」です。
ライアー・ライアーはMF文庫Jから出版されており、現在6巻まで刊行されています。
「ノーゲイム・ノーライフ」という作品をご存じの方ならイメージしやすい作品かと思います。
「ノーゲイム・ノーライフ」は異世界に行きますが、「ライアー・ライアー」は現実世界の中で異能のようなものを使い、ゲームを行うといった風です。
以下ではいつものように少し深く紹介していきます。
ライアー・ライアーのあらすじ
学生たちがランクを競い合うゲームを行う学園島。主人公である篠原緋呂斗は学園島編入試験で歴代トップの成績を叩き出す。
さらにランクトップに君臨している彩園寺更紗を転校初日に打ち負かし、学園島史上最速でランクトップの7ツ星に到達する。
だがその地位は様々な者の思惑から出来た仮初の地位だった。
緋呂斗の目的のためにはこの嘘で塗り固められた地位がばれてはいけない。
そのために様々な人と共犯、協力関係になりトップに君臨し続ける。
というのが大きなあらすじとなります。
好きなポイント
主人公である篠原緋呂斗は舞台である学園島においては実際そこまで強い人物ではありません。
ですが絶対に勝つために他者の協力を、持ち前の発想力と演技力で相手を完封する力に転換し、対戦相手を完全に騙し勝利する工程が面白いです。
また協力関係にある人物たちとの信頼関係が伸びていく様を見ているのも面白いです。
お勧めする人、お勧めしにくい人
お勧めする人
・単純な戦闘ではなく頭脳戦を見たい方
・主人公と周りの人たちの協力関係が気になる方
・足りない部分を何とかして補う(騙す)様を見たい方
お勧めしにくい人
・純粋な戦闘(異能を使った殴り合いのようなバトル)が見たい方
最後に
前回紹介した「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い」は能力を隠している主人公でしたが今回の「ライアー・ライアー」は能力があるようにだましている主人公です。
両者とも他者を騙して動くような主人公ですが行動の軸がかなり違うのでそれぞれ違ったものが見れると思います。
下に前回の記事を貼っていますので、「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い」が気になった方は参照ください。